週間ビル経営(4/25)に銀カルが紹介されました!
記事内容
インバウンド急増に沸く東京・銀座。「爆買い」なる造語が流行する等、日本屈指のショッピングエリアである銀座には訪日外国人旅行者が連日大挙して押し寄せている。とはいえ、彼らは買い物だけを楽しみにしているわけではない。異文化交流の名の下「日本文化を体感したい」と考えている外国人旅行者は非常に多いのだ。
そうした背景を受けて、今年2月1日に日本文化を気軽に体験できる訪日外国人向け施設「銀カル(gincul)」を銀座エリアに開設したのが丸高産業(東京都中央区)だ。昭和通り沿いに位置する保有物件「丸高ビル」4階、約22坪の空きスペースに開業。これまでの利用者は欧米からの観光客中心だ。
もともとは事務所仕様の貸室を有効活用したもの。室内の床はタイルカーペット仕様だが、その上に畳を設置。高級料理店から譲り受けた和家具や、特注で制作した写真撮影用の「ウェルカムボード(大型看板)」で室内を演出している。その結果、施設開業にかかった内装造作費用も抑えることができた。
実際に施設で体験できるメニューは、着物、茶道、書道の3つ。複数を組み合わせて体験することも可能だ。施設をプロデュースした総務部長の佐太木真氏によると「一番人気は書道」だという。「自分の名前を漢字で書いてみたいのでは」と推測。
利用者への対応はすべて丸高産業のスタッフが行う。着物の着付けは難しそうだが、マジックテープで着脱できる簡易式の着物の会社に協力を得ることができた。着物姿で銀座を街歩きできるので人気も上々だ。佐太木氏自らオーストラリア人観光客を相手にお茶を点てたそうで「当社スタッフがお茶の先生から技術を学びました」と自信を覗かせる。
同施設の開業に向けて英語版ホームページを開設し、カード決済や予約システムを準備したが、大半が予約なしで訪れるという。日本人のように事前に旅行スケジュールを立てることがない。佐太木氏は「想定外だった」としつつも「近隣のホテルに案内パンフレットを常設させてもらった結果ではないか」とする。一方、事業単体で見ると「厳しい」というのが佐太木氏の率直な感想だ。
「当社は貸会議室事業を行っているため、畳敷きの『和風会議室』としての利用が増えました。副次的に考えないと運営を継続していくのは難しいかもしれません」(佐太木氏)
「銀座で気軽に日本文化体験」ができる施設。インバウンド全盛の時代に合わせたビルの活用法といえるのか、今後に注目だ。
2016年4月26日
銀座キレイが丘
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